足関節捻挫はスポーツや日常生活で足の関節を変な方向に捻ってしまったことによって起こります。足関節捻挫は急性外傷(急な怪我のこと)としては最も頻度が高く、骨折なども起こることもある重症度の高い傷害です。
よくある原因としては動いているときにふと足が内側にグキっと曲がって痛める、段差を踏み外した、スポーツの際にバランスを崩して捻るといった際に起こります。
すぐに痛みや腫れが出るものから、その場は大丈夫だったのに後から痛みや腫れが出てくるもの、捻っても全く痛みが出ないものまで症状はさまざまです。
まず捻挫によってどんなことが起こっているのか説明して行きます。
足関節の周りには骨や靭帯、筋肉などさまざまな組織があり、捻挫ではこれらの組織が傷つくことがあります。
一番ひどい症状は骨折です。ほりきり整骨院では、エコー(超音波観察装置)を用いて観察していきます。外くるぶしの骨(腓骨と言います。)を骨折することが多く、激しい痛みがあったり、くるぶしが2倍近く腫れ上がったりして足がつけず歩行が困難になる場合があります。この場合は提携している整形外科の方へ紹介させていただきます。
次に最も頻度が高いのは外側の靭帯の損傷です。靭帯は骨と骨を繋ぎ、関節の安定性に関与します。よく靭帯が「伸びた」や「切れた」と聞きますが、そういった靭帯の損傷程度によって症状や固定期間が決まります。外くるぶしの前辺りを痛める事が非常に多く、痛みや腫れがありますが歩行は可能な場合が多いですが、歩行困難な場合も多く、ほりきり整骨院ではヒール付きのギプスで対応させていただきます。ヒール付きギプスだと松葉杖なしで歩行することが出来るので、ギプスを除去した時から歩行することが出来るし、固定期間もかなり短くてすみます。
捻挫は時間との勝負です。受傷後時間が経てば経つほど治癒までの期間が長くなってしまいます。足首を捻ったら速やかに、真砂本町のほりきり整骨院にお任せください。