グラストンテクニックによるママの手首の痛みへの優しい施術

__ 1WhatIsSoftTissue.pdf_page_1ここ2.3日寒い日が続いておりますが、お身体の調子は崩しておりませんでしょうか?
最近ほりきり整骨院へは3~11ヶ月くらいの赤ちゃん連れのママたちが良くお見えになります。

このママさん達に最もみられる症状に手首の痛みがあります。ほとんどの症状がFinkelstein test陽性(親指を中にてを握らせ、手関節を尺屈させると、痛みが強くなってそれ以上動かせない)で産後の女性に多い教科書通りド・ケルバン病の症状だと思われます。

このド・ケルバン病またの名を狭窄性腱鞘炎と言い『長母指外転筋(APL)と短母指伸筋(EPB)が、橈骨茎状突起と伸筋支帯の間で締めつけられて、摩擦で炎症を生じるものである。』
治療法は母指の外転、手関節の尺屈制限の副子固定1~2週間、症状が強い場合にはステロイドの腱鞘内注射、難治性の場合は腱鞘切開の手術になる、と教科書には載っております。

ほりきり整骨院に、手首の痛みで来院して下さるママさんの中にも、片方の手首は痛くて全然動かせない位の痛みから、抱っこした時にとにかく痛い等々、痛みの強さはそれぞれですが、ここ最近通院して下さっているすべてのママさんにグラストンテクニックを使っての施術をさせていただきました。
最初、見た目もあるんですが皆さん一様に何をするのか不安になりますが、始めてみたら悪い所が自分でも分かるので、ああココが悪いんだなと納得、ほとんどのママさんが一回目の施術終わりにはだいぶ動きが楽になっている様子ですが、やはり完全ではありませんので、最初の一~二週間はお子さんと二人ででも2回は来院して頂きます。
三週間目にはほとんど動かせないくらい痛みの強かったママさんも、ほとんど痛みはなくなっております。もちろんその三週間の間も、家事も抱っこも普通に生活しております。先程の教科書の話であったように普通は手首から親指までの固定をするんですが、今回は痛みの強いママさんでも、キネシオテーピングを軽く貼っただけで固定らしい固定はしませんでした。
まあ一番びっくりしてるのが施術している僕なんですが・・・

ちなみに写真のママさんが持っているのが、グラストンテクニックで使用するインストゥルメント(決して刃物じゃありません 笑)パパさん抱っこお疲れ様でした~ ななこ今日もおとなしかったねー

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